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日本デジタルマネー協会 / ビットコイン / Bitcoin

第2回金融向けブロックチェーン勉強会

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10/1/2015(木)20時〜 第2回金融向けブロックチェーン勉強会をやりました。

金融プロフェッショナルとビットコイナーが、米国のR3を意識しながら、日本の金融業界の未来について議論しました。当日の音声です。https://www.youtube.com/watch?v=JUvydZueB_0

冒頭部〜 私からブロックチェーン技術の概観を説明してます。http://www.slideshare.net/yoshimitsuhomma/27-sep2015-53581734

15分〜 後藤さんが金融向けに、クライアントサーバとプライベートチェーンのどちらが適当か、考察してます。プライベートチェーン(Permissioned Ledger)はバズワードですが、有用性について議論が続いてます。スライドです。H27年10月1日_ブロックチェーンの可能性を考える

29分〜 志茂さんが金融向けブロックチェーンの解説です。http://www.consensus-base.com/blog/blockchain-financial-business/

54分〜 金融プロフェッショナル達による全般の議論です。

ビットコインのブロックチェーンが、ブロックサイズを順調に拡張して、帯域、プロセッサ、メモリの処理能力がムーアの法則通り拡大して、リザーブカレンシーになると、現在の中央銀行システムの必要性は大きく後退します。しかし、現実を見ると、ビットコインの処理能力は7 transactions/secで、時価総額も$3.5B前後であり、とてもリザーブ通貨の責任を負えません。しかし、技術的ポテンシャルはあります。

すると、中央銀行側が考える事は、ブロックチェーン技術を応用して、独占に近い既得権益を守る事でしょう。そこで、制御可能なプライベートチェーンを使おうと発想するのは自然です。しかし、プライベートチェーンが、現在のクライアントサーバシステムと比較して、優位か否かは不明で、市場が判断すると思われます。または、mijinを評価すると良いと思います。http://mijin.io/ja/211.html

思い付くブロックチェーン応用を列記すると、

日銀が、日銀券と並行して、デジタルP2PなJPYを、ザ・ブロックチェーンまたはプライベートチェーン上で発行する。ただし、この実現性は低そう。

暗号通貨的なJPYの発行。Orbが着手。https://imagine-orb.com/jp/

通貨よりも証券が簡単と思われていて、Nasdaq、Symbiont、T0等が実験中。ただし、関係者に聞くとスイッチイングコスト高く、まだ懐疑的との事。

全く個人的な推測ですが、イノヴェーションのジレンマを考慮すると、

Blockstream > DAH > R3 と推測してます。

しばらく、プライベートチェーン(Permissioned Ledger)に関する議論は続くでしょう。
以上

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