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TheDaoに投資せず、ETCに投資した理由

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TheDaoに投資せず、ETCに投資した理由

ビットコインを知ってから、間もなくして、Distributed Autonomous Organizationという概念を知り、その概念には魅力を感じてました。理由は、個人の自由が尊重されると思ったので。

野口先生の本を読んでから、DAOの組織設計を夢見てましたが、具体化せず。

そんな中で、TheDaoが話題になります。Stephan Tualの説明を数回聞きましたが、魅力を感じませんでした。https://soundcloud.com/epicenterbitcoin/eb-132

そして、Daniel Larimerの投資自体難しい行為で、それを分散型で行うのは更に難しいとのブログを読みます。https://steemit.com/crypto-news/@dan/is-the-dao-going-to-be-doa

更に、Gavin WoodがTheDaoのキュレータから降りたとのブログを見て、TheDaoに投資はしないと結論しました。https://medium.com/@gavofyork/why-ive-resigned-as-a-curator-of-the-dao-238528fbd447#.x2ea6csdq

その後、TheDaoのバグから、Etherが盗まれて、それを巻き戻すためEthereumのハードフォークが決行されてしまって、Ethereum Foundationがパーティだったのは、半ば白けて傍観してました。ただし、実務開始以前に失敗してしまったので、私自身の判断は正しかったと理解してます。

盛り上がったのが、ハードフォーク直後に弱かったオリジナル版にマイナーが集まり、Ethereum Classicとしてコミュニティを作り始めた辺りです。https://telegram.me/ethclassic

Chandler Guoが98GのハッシュレートでETCを51%アタックをすると言って、早く攻撃すれば良いのに、ETCは既に攻撃出来ないハッシュレートを獲得。https://twitter.com/ChandlerGuo/status/757191880740184064

poloniex以外にも続々とETCを採用する取引所が増えてます。https://coincheck.com/blog/1730

ハードフォーク版は、仮にtoo big to fail的な出来事が再発の場合、再びロールバックしてしまうと、code is lawとは言えない。むしろEthereum Classicの方がロールバック出来ないので、分散型合意システムという性格を持っている。

今後、この二つのシステムが、どう競合するのか、様々な要因あって、予測は困難ですが、ビットコインが慎重に避けたハードフォークを実験中という意味で、ありがたい存在です。

何が言いたいかというと、投資には必ずリスクが伴うので、絶対儲かるという話は、ほぼ詐欺です。絶対儲かるならば、今、あなたに売るのは不適当で、ホールドして適当な時期に市場で売れば良いのです。リスクを理解する事で、買い・売りを判断出来ます。全てを理解する事は不可能ですが、リスクを理解する事は必要です。

ETCの先行きは不明で、価格がゼロに近付く可能性もありますが、分散型合意システムとして開発者を集める可能性もあります。
以上

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