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日本デジタルマネー協会 / ビットコイン / Bitcoin

3rd Ethereum Tokyo Meetup

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簡単な議事と当日の動画をアップします。

日時:7/19/2014 18-20時

場所:東麻布

出席者:幅広い分野の才能達

2009-2014年、ビットコインのブロックチェーンは最も成功したDistributed Autonomous Organizationである。現在、ブロックチェーンを応用しようとするBitcoin 2.0が世界で盛り上がっている。その様な2.0の活動の中でも最も野心的なプロジェクトがEthereumであり、Ethereumについての調査を進めている。

1.

ビットコインのブロックチェーンを拡張するサイドチェーンと、新たにブロックチェーンを新規で立上げるEthereumのどちらが、良い選択肢だろうか?

ビットコインは、ブロックチェーン構築&運用とPoWの成功例であるが、通貨的な振る舞いに限定されている。ビットコインに費やされている計算機パワーは莫大であり、これを拡張して、応用範囲をコイン以上に拡張しようというのがサイドチェーンである。もし成功すれば、応用範囲が広がり素晴らしいが、ビットコインプロトコルとノードを支えるbitcoindの変更が必要で、大きなリスクである。

一方で、Ethereumは、ビットコインは現在のコインのままに留めて、応用分野をEthereumがプラットフォームとして担うという考え。チューリング完全で、応用範囲は広い。しかし、理想としては素晴らしいが、実動するのか疑念もある。

私の個人的見解は、サイドチェーンではなく、Ethereumを支持したい。理由は投資された才能、情熱、努力、デモ、コミュニティが良質なため。

一方で、現在、日本人で、これらの意思決定に参加出来そうな人物は、サトシナカモトを例外とすると皆無なので、まず、理解を深めながら、コアネットワークへの参加を目指したい。

IRC channel

http://www.reddit.com/r/ethereum/

https://github.com/ethereum/wiki/wiki/Ethereum-Development-Tutorial

上記3つが、Ethereumの歩き方の入口となる。

余談だが、新規ブロックチェーンを目指す野心的な会社としては、Bitsharesがある。

http://www.dacsunlimited.com/index_en.html

2.

ビットコイン2.0の中で、最も影響力ある活動は、何だろうか?

旧いところでは、

Namecoin

Colored Coin

Mastercoin

独立ブロックチェーン系として、

Bitshares

Ethereum

クラウドセールス系として、

MaidSafe

Counterparty

Swarm

Storj

3.

コインまたはトークンとしてのEtherの売り出し時期は?

間もなくとの噂あったが、テストネット周辺の進捗から推測すると、

おそらくQ4/2014でしょう。

4.

DOUGとは何か?

プロジェクトダグラスのアプリ。

エセリウムのブロックチェーンのアプリの一つ

実際、テストしてみるのが近道。

5.

What is Web 3.0?

エセリウムのブロックチェーンを利用するという意味で、従来のセントラルサーバー&クライエント的なシステムと異なる非集中型のウェブ。4つのメリットあるらしく要調査。

6.

What is the best way to promote Ethereum from Tokyo?

How to collaborate with the global community?

まずは、テストネット環境をダウンロードして、試す事。テスト環境で遊べる人材を増やす事。

開発者&事業開発者コミュニティの形成

将来的なマイナーの準備

Etherのバイヤーを増やす

ユースケースの準備

コントラクトコンサル会社立上げ

デリバティブ運用会社立上げ

次回の話題

Project Dougras Projects

* Eris

* DOUG

の調査等も。

http://www.meetup.com/Ethereum-Tokyo-Meetup/events/195852672/
以上

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