ビットコインなどデジタルマネーについての研究・普及・交流の推進を行う一般社団法人

11/6/2015（金）18時〜　第6回ビットコイン・スタートアップピッチイベントを開催しました。会場を提供くださった株式会社HDE オープンラウンジ様、ありがとうございました。

東京ビットコイナーは、なぜか才能ある外国人が多く、今回も同様でした。Mandel Duck社のChristian Moss氏もそんな1人。素晴らしいプレゼンを日本語で展開されました。ゲーム内のポイントやアイテムは、ゲーム外で使えない事が多いのですが、SaruTobiはプレイからビットコインを得る事が出来ます。SaruTobiはbreadwalletと接続可能で、ゲームで獲得されたビットコインはbreadwalletに収納されます。

11月末にリリースが予定されているTakaraというゲームでは、広告主が、指定した場所に、ビットコインを置く事が出来ます。プレイヤーは、その場所まで行くと、ビットコインを入手出来ます。例えば、バーやレストランがクーポンの様に、ビットコインを店内に置くと、プレイヤーがそこまで足を運び、ビットコインを入手して、支払いに使用出来ます。これは物理空間に広告とビットコインを結びつけたという意味で、画期的なゲームだと思います。リリースが楽しみです。キガリ、ガーナ、セネガル等にビットコインを置いてみたいです。

2人目は日本好きなフランス人のNicolas Dorier氏によるMetaco社のプレゼン。Metaco社はカラードコインを使った法定通貨の発行＆両替プラットフォームを開発中です。ユーザーが、ビットコインを支払うと、相当の法定通貨が、ある銀行の信用を元にカラードコインとして発行されます。そして、円、ドル、ユーロ等のメジャー通貨の交換も可能になりそうです。個人的にNicolasの才能に興味あり、邦銀に営業しようと提案したところ、まずスイスで実績を積んでから営業予定との返答でした。各国の法定通貨が、ビットコインブロックチェーンに載って流通する日が楽しみです。

3人目はカレンシーポート株式会社の杉井社長。金融機関向けに、多様なブロックチェーンを使い易くするミドルレイヤーを開発されてます。ミドルレイヤーでプラットフォームを取れると有望と思います。

価格を予想するパネルは、司会がケンさん、スピーカーが大石さん、杉井さん、シュウマイさん。テクニカル分析出来る人には、読み易い相場との事。

その後の懇親会はベルギービール、ワイン、スナック等。大変な活気で盛り上がりました。
以上