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日本デジタルマネー協会 / ビットコイン / Bitcoin

Re: 暗号通貨とそれらが織りなす経済圏について⑧⑨⑩

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友人の記事への返信です。

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多くの暗号通貨はvolatilityが大きいです。それに対して、ステーブルコインとは法定通貨とほぼ等価で交換出来ます。

法定通貨をインターネット上で扱おう、暗号通貨的な法定通貨があると便利、という話題は2013年からありました。

まず、リップルのIOUとしてのUSD, JPY, BTC等がとても便利でした。もし2つ以上のゲートウェイを信用出来れば。その後、リップルはビジネスモデルを変更しました。

暗号通貨的なUSD, JPYの発行は簡単ですが、価値の裏付けが必須で、それは暗号通貨的な法定通貨の発行額と同等か、それ以上の現金を積み上げて、いつでも現金と交換可能にする事で、法定通貨ペッグの暗号通貨がインターネット上をP2Pで流動可能です。

法定通貨ペッグな暗号通貨価値の裏付けとして(現金でない場合は)ETH, BTS等があり、Dai, bitUSDが該当します。ETH, BTSの価格が上がってる場合、問題ないですが、価格下がってる場合、ペグさせるのは難しそうです。過去の実績値を見ると、多少の揺れは認められるが、大体安定してます。https://coinmarketcap.com/ja/currencies/dai/#charts

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitusd/#charts

bitUSDはトラストレスで誰も止められないと2014年にダニエルラリマーが言っていて、彼のプレゼンをラスベガスで聞きまして、多少惹かれましたが、その後bitUSD, BTS共に鳴かず飛ばず。しかし、現在までサバイブしているのは評価に値するかも?

2017年に取引所で中国元の取扱が禁止された結果、中国元を香港に送りUSDTを買って、暗号通貨取引に使う事例が増えたらしく、USDTの出来高は24時間で3200億円(as of 8/19/2018)で、まずまずの流動性です。一方で、Tether社の監査結果はイマイチで、私が信頼する欧米の識者に信用されてません。

確かにトラストレスで流動性あれば、単一障害点あるモデルよりも設計的に綺麗ですが、TTPを頼るモデルでもTTPが本当に信用出来れば、実用上の問題はないです。よって、MUFGコインの登場が待たれます。

ステーブルコインは法定通貨とのペグが基本ですが、もしペグ先がジンバブエ、ベネズエラ、アルゼンチンならば法定通貨の価値の下落に伴って、利用性が損なわれます。トルコ、南アフリカ、インドの場合でも同様です。日本円は信用されてますが、異次元緩和が続き本当に大丈夫なのか?心配です。更にUSDも本当に信用出来るのでしょうか?

ビットコインは2008年のグローバル金融危機時に、FRBを中心とする中銀のグローバルネットワークに対する不信からUSDのalternativeとして、サトシナカモトが発明しました。価値の保存を目的としてます。

よって、もし多くの法定通貨が価値の保存機能を失うと、ビットコインの当初の設計目的が達成されます。

Basisトークンについては、まずスキャムか否か、判断必要です。スキャムでない場合、価格の安定と流動性が要求されます。まずは市場に判断させたく思ってます。

とは言っても、世界大恐慌が再び起きない場合は、USDが当面の基軸通貨であり、USDペグな暗号通貨は利便性をもたらします。

日本円とペグな暗号通貨はLCNEMが頑張ってます。https://lcnem.cc/#/

以上

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