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日本デジタルマネー協会 / ビットコイン / Bitcoin

ICOに関して

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ICOに関する議論

ICOに関して、2016年夏、TheDaoが失敗した時に、複数のビットコインマキシマリストはEthereumも終了と噂していた。しかし、Ethereumは生き延びた後、ERC20が成功して、2017年はビットコインが暗号通貨全体に対する占有率を90%から45%まで大きく下げる初めての年となった。主な原因はEthereumとその上のICOで、XRP, XEM, Monero, Dash, Zcash, その他多数のアルトコインが続くアルトコインの年となった。

これが一過性の現象か、持続的な分野となるのか、Simon Dixonは2000年のネットバブルと同様と言っている。https://www.youtube.com/watch?v=XNGzhWODF2s

また多くのビットコイナーはアルトコインを嫌っているが、アルトコイン以上にICOを嫌っている。無から有を生む錬金術で、技術的な新規性皆無のため。https://soundcloud.com/bitcoinuncensored/paul-sports-freak-out

一方で、業界で尊敬を得ているBalajiはICOは不可逆な成長分野と前向きに俯瞰している。https://news.21.co/thoughts-on-tokens-436109aabcbe

米SECは、securityのpublic offeringを違法と言っているが、apptokenならば認めるのでは?と推測されている。https://www.coindesk.com/appcoin-law-part-1-icos-the-right-way/

TheDaoの場合、配当予定あったので、ICOという配布形態に関わらず、securityに該当する。https://www.sec.gov/litigation/investreport/34-81207.pdf

日本でもICO事例が増えたきたため、8/23/2017(火)法規制に詳しい専門家とICOを取り巻く法規制について、議論しました。

当日のスライドとブロードキャストです。https://www.youtube.com/watch?v=8peYVdPfs0o

結論 現在のICOはイージーマネーで、ICOバブルはネットバブル同様に弾ける可能性高いが、バブルが弾けた後で、生き残る本物が少数いると思われる。インフラとして、ビットコインとエセリウムが競合中。ビットコインキャッシュもエントリーしたが、現時点で先行きは不明。

以上

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